花を飾ろうとする心は前向きの人生へのサイン

 

定期的に通院している漢方内科で、漢方薬をもらった帰り道。

駅前のお花屋さんで、日曜日のサービスの鉢植えの詰め合わせが、きれいな袋に入って並んでいました。

 

みると、6種類ほどの鉢植えのお花があれこれと詰められていて、価格は1000円。

ぱっと目についたのが、観葉植物やこれから咲くチューリップ、気持ちが明るくなる黄色い水仙、寄せ植えしたら可愛いだろうなと思った小さめのカランコエや菊、ピンクのアザレアの詰め合わせ。

昨日まで家のなかにお花は飾っていませんでしたが、急にどうしても欲しくなりさっと購入。

帰宅して、テレビの横に観葉植物を置き、窓辺の小さめのネストテーブルに、これから咲きそうなチューリップの鉢を置いたりするうちに、とても気分が良くなってきました。

 

生命力がありますよね。植物って。

 

室内が急に、生き生きとしてきました^^

 

鬱々とした時期が長かったので、お花を飾ろうという心持ちになってきたことが、私には何よりも嬉しいです。

 

 

漢方内科には、子宮筋腫による不調を整えるために、一か月に一度ぐらい通って漢方薬をもらっています。

そう。

子宮筋腫になったのは、私の人生のなかでそれは大きな出来事とでした。

 

最初に筋腫がみつかったのは、もうかれこれ18年も前のこと。

30代半ばの時です。

双子の妊娠時に撮ったエコーを見て、婦人科の先生に「筋腫がありますね」と言われました。

 

その少し前から、以前は何ともなかったのに、生理時に骨盤が痛むようになり、「おかしいな?」とは思っていましたが、30代前半を常夏の国シンガポールで過ごしていたため、一日中、一年中、クーラーを使う生活をしていまして、その頃から少し出血するようにもなっており、冷えて生理のバランスが崩れてしまったんだな~ぐらいにしか思っていなかったので、びっくりしました。

 

子宮筋腫にいては医学的には現在もあまりよくわかっていないようですよね。

治療も手術が主体で。

 

双子の出産後、とても出血や生理痛がひどくなったため婦人科を訪れますと、やはり手術を勧められました。

子供もいるし、36歳という年齢ではこれ以上お子さんを産むという望みもないでしょうから、子宮を全部取りましょう。

卵巣も少し腫れていますから、片方を一緒にとってしまいましょう。

子宮がないといっても、ご主人との夫婦生活は大丈夫です。

 

大きく設備の整ったクリスチャン系の総合病院でしたが、男性の医師からそのように言われて、デリケートなことですのでかなり気持ちが傷つきました。

 

当時はわかりませんでしたが今にして思えば、なぜ筋腫が出来たのかというと、「夫婦間のトラブル」からくるストレスではないかしら~?と思っています。

これはまったく医学的根拠もないことで、ただ私が、ひとりの女性として自分の体をしっかり感じた結果、「トラブルがあり夫に傷つけられた」という思いが「凝り固まって」、筋腫という物質になったのではないかしら~?と今では思います。

 

双子を産んだ後、夫婦関係はあれこれとトラブル続きで、そういったストレスに加えて、まったく眠れない双子の育児や、双子が生まれたことでの上の子の精神的ケアにも気を配っていました。

 

何より、起業したもののなかなか軌道に乗らず収入の無い夫へのストレスが大きく、子供たちがいるので安心して暮らしたい私の「恨み」の矛先が夫に向いてしまいました。

 

でも子宮を取る手術したい気持ちは全くなく、何かいい方法はないかしら?思っているうちにも、筋腫はどんどん大きくなり暴れ始めました。

 

毎月の生理の時には、38℃から9℃の熱が出ました。

お腹はぱんぱんに腫れてしまい、子供がよちよち歩いてきて、可愛い手で私のお腹に触れるぐらいの刺激で、激痛が走りました。

横になっていても、体の向きを変えると、腫れあがったお腹全体がとても痛くて、身動きもせずに横たわっていました。

最初は心配してくれていた夫ですが、だんだん、まったく良くならない私を疎ましく感じるようになった様子で、もともとスキンシップの苦手な人でしたが、腰をさすってくれることもなくなり、違う部屋で過ごすようになりました。

スキンシップが大好きな私は、夫に腰をさすってもらうだけでも良かったのです。夫にそうやって、甘えたかったのです。

「大変だね」「良くなるといいね」

気休めでも、甘えん坊と言われようと、そんな一言も欲しかったのです。

 

でも彼は、そういう甘えを許さない考えの持ち主で、「自分の病を治せるのは自分だけだ」といつまでも病気を持ち続けている私に言い、私が生理痛で起き上がることも出来ない状態でも、「母親の役割を果たしていない。家事が滞っている。夕食を弁当を買ってきて済まそうとは主婦失格だろう。働いてもいないのに。」といった感じでした。

 

夫婦間のスキンシップもなくなり、双子育児をしながら、体調が悪ければ主婦失格と冷たく見られ、起業したばかりで夫は収入が少なく、一刻も早く私にも働いて稼げという感じで、食事の支度をするから買い物に行きたいと食事代を入れてほしいと頼むと、お金の取り立てばかりする、お金の話しかしないのかと嫌そうに言う始末。

 

とにかく全てがぐちゃぐちゃで、当時の私の中には、夫への恨み節がどんどん溜まっていきました。

 

と同時に、ますます筋腫も暴れだし、生理が始まれば、激痛が1週間続くだけでなく、大出血もして、生理が終わった後も、あまりの大量出血に、体を回復させて普通に動けるようになるまで数日かかりました。

貧血の指標であるヘモグロビンの数値は6.8ぐらいが普通で、十数年、重度の貧血でした。

 

それでも手術を選ばなかったのですから、生理痛。。。というか、月経困難症との付き合いは覚悟していました。痛くて夜も眠れず、横になってうなっていました。

 

そんな中、漢方内科の先生にお世話になり、漢方薬を飲み始め、顆粒のものを飲んだり、処方箋をもって専門の調剤薬局に行き、ぐつぐつと煮出す、生薬のパックを作ってもらったものを飲んだりと、何年も漢方薬を飲みました。

筋腫は手術でとっても、なりやすい体質がそのままであれば再発の可能性は高いため、西洋医学とは違う代替医療や食事療法など調べながら、体質を改善することが一番だと思ったので東洋医学にお世話になることにしたのです。

 

 

それでも筋腫による生理時の激痛と大出血は一向におさまらず、いつしか薬を飲むことにも疲れてしまい、ロキソニンを常備して横になりながら痛みをしのぎ、なんとか外で仕事もするようになりました。

 

それがそれが。。。

 

50を過ぎた今、三か月に一度生理があり、三週間ぐらい続いてしまうのですが、嬉しいことに生理痛はまったく無くなりました。

筋腫はかなり大きなものがまだあります。

出血が多いときも時々ありますが、なんとかしのげる範囲です。

18年ほど筋腫の症状を毎月やり過ごしてきて、ここまで良くなる日がくるとは驚きです。

 

その間、何年もの別居生活の末やっと、夫が離婚に同意してくれて、晴れて新しい生活に踏み出したということもあります。

 

そして新しいパートナーと出会い、関係も上手く築くことができるようになりました。

そうしましたら、生理痛がなくなったり、筋腫があることでの大量出血の症状が和らいできたのです。

 

今のパートナーとは、とても良好な関係です。

と言いますのも、元夫はとても頭のいいひとでしたが、それゆえ「人間同士」の関係に重きを置くあまり、「男である自分」「女である私」という「男女」の関係をかなり軽視していました。

 

彼は「男も女もなく平等であるべき」という考えの持ち主で、実はそこに共鳴して一緒になったのですが、実際にそういう相手と夫婦になった時に私が感じたのは、なんとも居心地の悪いモヤモヤ。。。。。その後筋腫が出来てしまいました

 

でも今、「男がいて女がいて、それぞれが十二分にその性別を味わうことが幸せの基本」と考える現在パートナーに対して、ずっと抑えていた「女性」としての自分を思う存分外に出すことが出来るようになってから、筋腫があることでの生理時の症状は、かなり収まってきたのです。

 

ストレスに加え、女性性に蓋をしていたことが、自分では、筋腫の原因では?と感じています。

 

もちろん、出来てしまったものは肉体の一部なので、食べ物や飲み物を整えたり、体調をデトックスしていくことでもどんどん良くなるでしょう。それも大切です。

でも一番大きいのは、メンタルな部分だと感じています。

 

これを機にもっとよくなりたいと、十年ぶりでしょうか、漢方内科を訪ねたのが昨年のこと。

それからずっと、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)と芎帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)を処方していただき、飲んでいます。

52歳でまだまだ生理もあるので、最後は筋腫を良くしてから閉経できたらいいなと思っています。

 

そこで昔を振り返り、思ったのです。

元夫との関係は一風変わっていしましたが、その時の生活は、私が自分で選び取ったものです。

 

彼と結婚することも、自分で選んだことです。

ですから、私の考え方、感じ方と夫の感覚がかなり違うことが結婚後に分かったからと言って、彼を恨む気持ちは的外れなのです。

 

でもそんなことも解らず、とにかく当時の私は、かなり夫を恨んでいました。

女性としての部分を否定されたり、きれいにしていることを否定されたり、私が大切にしている部分に彼は全く重きを置かずにいたため、私は存在そのものを否定されたような気分にもなりました。

それでも私なりに、金銭面で元夫に尽くしていたという事実はあったのですが、それについてもお礼を言われたこともなく、逆に、少ないとさえ言われていたので、傷づいて彼への憎しみも芽生えました。

 

「甘え」もあったのだとは思いますよ。

元夫に〇〇してくれと当然と思うとか、王子様的な行動を元夫に望む自分とか。。。

いつもはバタバタしていても、記念日にはきれいなところで食事したりもしたいし、ペアの結婚指輪もしたいじゃないですか^^

そんなひと時も、女性には必要ですよ。

 

彼は勉学にのめり込んできた人なので、そこは尊敬していましたが、女性好みのおしゃれな場で素敵な時間を共有したりするちょっとした人生の楽しみを「女くさい」ことと一切否定されてきましたので、一緒にいるとだんだん、女性としての自分がわからなくなっていきました。

 

 

筋腫については、また書きますし、女性性についてもまた書きます。

 

というのも、「女性性」というものがどれだけ必要でどれだけ大事か。。。と一連の経験から思い至ったからです。

 

子宮筋腫でお悩みのみなさま。

最悪な時期を乗り越えて、症状が少しづつ良くなってきた人間もいる、という事実をお伝えいたします^^

お身体、大切になさってくださいね。

 

本当に辛いんですよね。子宮筋腫。

 

だから今日、こうやって花々を買い、部屋中に飾るまでに心が回復してきた自分がいることが、とてもとても嬉しいのです。